海外旅行する際にお手元に置いておきたいのが地球の歩き方という旅行ブック。
地球の歩き方の特徴としては国ごとに冊子がわかれていて、しかもむちゃくちゃ詳細でリアルの情報を掲載してくれる良質なガイドブックなのです。
海外旅行する際に手元にあると何かと便利なのがこの地球の歩き方です。
僕は地球の歩き方ファンなので、海外旅行をするたびにその国の地球の歩き方を購入するという習慣がついていました。
しかし、今回、思い切って、スリランカに旅行するにあたって、
紙の本ではなく、電子辞書の地球の歩き方を購入してみよう
と思い、AmazonのKindleでスリランカの歩き方 を購入してみました。
今日は実際に電子辞書版の地球の歩き方とスリランカ旅行に行ってみてわかった「地球の歩き方の電子書籍版のメリット・デメリット」を忘れないうちにメモしておきます。
地球の歩き方電子版のメリット
まずはメリットからですね。
小さな字を拡大できる
やはり電子版のメリットとして小さな字を拡大できることが大きいですね。
地球の歩き方の電子書籍版の Kindleは、
固定レイアウト
と呼ばれていて、文字の大きさはデバイスの大きさによって変化しない表示となります。
そのため、電子ペーパーディスプレイのKindle Paperwhiteよりも、iPadやKindle Fireのような液晶デバイスでの表示に適しているタイプですね。
この固定レイアウトのメリットとして、
文字を拡大したいところは思いっきり拡大することができる
というものがあります。
地球の歩き方では「コラム」と呼ばれる小さな欄がたくさんあり、紙の本の時は小さくて見づらいということがありました。

スリランカの歩き方 位置No.81より
が、電子書籍版では思いっきり拡大して表示することができるので 読みやすいです。

スリランカの歩き方 位置No.81より
荷物が減る
二つ目のメリットとして荷物が減るということが挙げられるでしょう。
地球の歩き方を海外旅行するたびに購入して持っていくと、地球の歩き方分だけ荷物が増えてしまいます。
紙の書籍はなかなか重量がありますので、荷物をなるべく減らしたい方にとっては紙の地球の歩き方がネックになってしまいます。
そんな時に電子版の地球の歩き方を買ってしまえば万事解決。
電子版の地球の歩き方はタブレットやスマホで読むことができますので、紙の本をわざわざ持っていかなくてよく、すでに持ち物に入っていてデジタルデバイスで事足りてしまうのです。
さらにこの手荷物の少なさが生きてくるのが、一度の旅行で複数国巡るケース。
例えば、ベトナム・ カンボジアを一度に旅行したい時は、
- ベトナムの歩き方
- カンボジアの歩き方
の2種類の地球の歩き方を紙で買って持って行っていました。
しかし、こういう複数の国を横断して旅する場合でも、電子版を買っておけば荷物が増えずにスマート旅行できると思います。
マルチデバイスで閲覧できる
電子版の地球の歩き方を買ってしまえばマルチデバイスで表示することができます。
マルチデバイスとは、
複数のデバイスで同じ読み物を表示できる
という機能でありまして、例えば、
- タブレット
- スマホ
- パソコン
など複数の端末で Kindle のアプリが入っていれば地球の歩き方を表示できることになります。
これは海外旅行でタブレットしか持ち込めないところや、スマホしか持ち込めない場面がちょくちょく出てきますので、そういった時にでも地球の歩き方はデバイスさえあれば読めるので安心ですね。
しかも、オンライン状態で一度ダウンロードしておけばオフラインでも読むことができますので、現地の電波状況を気にせず済むのがありがたいですね。
処分しないでいい
ぶっちゃけ地球の歩き方は海外旅行から帰ってしまうと、突如いらない本に変化します笑
ふたたびその国に行く機会もあると思いますが、なかなか2回目の旅行に行かないと、地球の歩き方はただのお荷物になり、部屋の収納スペースを減らしてしまうことになります。
僕自身、海外旅行後は紙の地球の歩き方を、電子自炊キットで電子データにして処理をすることを行って処分することにしていました。
しかし、はじめから電子書籍版の地球の歩き方を買ってしまえばこっちのもの。
旅行後に紙の本を処分する手間も省け、部屋のスペースを取ることもないので海外旅行の後処理が楽になっているとも言えます。
ボロボロにならない
地球の歩き方を紙で買っていた時は、海外旅行から帰ってくるとボロボロになってしまうページがちらほらありました。
が、電子版ならページがボロボロにならずに済んで、いつまでも健全な状態で閲覧できることになります。
アイデンティティを隠蔽できる
地球の歩き方を持っていると持ちながら海外旅行をしていると、
周囲に自分が日本人である
ということが割れてしまいます。
旅行先によっては、
黄色と紫のガイドブックを持っているのは日本人である
という噂が出回っており、紙の地球の歩き方を持っていると自分が日本人であること言うことがバレてしまい、恐喝などの犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。
しかしながら、電子書籍版の地球の歩き方にしておけば完璧、最強。
Kindleで地球の歩き方を読んでいても、周囲にはタブレットやスマホをいじっているぐらいにしか写らないので、自分が日本人であるということを隠せます。
それだけでは日本人だと見破られないわけです。
地球の歩き方を電子版にするデメリット
ここからは地球の歩き方を電子版にするデメリットについても触れておきましょう。
眼精疲労
まず目が疲れます。
地球の歩き方の電子書籍は固定ページで表示するタイプですので、電子ディスプレイで表示するのを推奨されています。
残念ながら現状、目に優しいデバイスのKindle ペーパーホワイトとは相性が悪いのです。
そのため、この電子版の地球の歩き方を見るためにはスマホやタブレットなどの液晶画面で読むことになります。
液晶ディスプレイは表示がはやくて拡大しやすいのが武器なのですが、やはり紙に比べて目が疲れる。。。
長い時間あまり読んでいたくないのが正直なところです。
見開きが読みづらい
地球の歩き方にはたまに、見開きの2ページを使って地図を掲載している場合がありますよね?
その場合、電子版だと不具合が発生。
見開きのページが表示できず、見づらい状態になってしまいます↓

スリランカの歩き方 位置No.3より
確デバイスを横に向ければ見えることになるのですが、見開きのたびにデバイスを傾けるのはちょっとめんどくさいのが本音。
完全に紙の本の見開きを再現できるとは言いづらい状態です。
掲載不可のページがある
電子版の地球の歩き方には、このように灰色になっている箇所が複数見受けられます。

スリランカの歩き方 位置No.93より
これは紙の地球の歩き方には掲載できるが電子版では掲載しないコンテンツということになっており、正直、電子版だけ見ても何が掲載されていたのか全くわかりません。
広告なのか、写真なのか?
それは紙の地球の歩き方を購入しないとわからずちょっと残念というかむしゃくしゃします。
ページをじゃんじゃんめくれない
ページをめくるのが若干難しいです。
紙の本のページをめくるようにパンパン、ジャンジャンと頁をめくれず、スマホやタブレットの画面を横に高速にスワイプしなければならないので、じゃんじゃんページをめくることができません。
電子辞書の地球の歩き方には他ページに一瞬で移動する「ロケーション」」という機能がありますが、実際に自分が見たいロケーションの場所を覚えていないので使えない。。。。
デバイスが死ぬと死ぬ
電子版の地球の歩き方はスマホやタブレットなどのデバイスを表示することになるので、デバイスの電源が切れてしまったり、水没して動かなくなってしまった場合は大変。
デバイスと同時に地球の歩き方も死んでしまうことになります。
もし紙の本を買っていれば、デバイスが機能しなくなっても紙の地球の歩き方を見て旅行できますが、デバイスが死んでしまうと地球の歩き方の電子版も死んでしまうというデメリットは忘れない方がいいですね。
さあ、電子辞書の地球の歩き方を買って旅行してみよう
以上が電子辞書の地球の歩き方のメリット・デメリットでした。
割と公平な目でメリット・デメリットまで見てきましたわけですが、やはりこれからは
電子版の地球の歩き方で海外旅行しよう
と誓いました。
実際にスリランカ旅行に行ってみて、電子版の地球の歩き方で十分でした。
荷物が減り、海外旅行後に後処理をしなくていいのでかなり 気分が楽で良い選択をしたなと思っています。
今後、海外旅行行く時には地球の歩き方をとりあえず買うことにしますが、必ずしも紙の本を買わないことにしました。
僕のように地球の歩き方のファンで、紙から電子にするか迷っている方は良かったらまずは百聞に一軒にしかずの精神で電子書籍を試してみてくださいね。
それでは!
Ken