結婚式をしない理由なんていくらでもある??
結婚式なんて挙げないほうがいいに決まってる。
ぼくは結婚式に参加してみるまでそう思っていました。なぜなら、費用がクソかかるからです。結婚情報サイト「ゼクシイ」の調査によると、全国の結婚式の平均費用はなんと、
354.9万円!!!??
サ、サンビャクマン!? た、高い。「ウッチャンナンチャン これができたら100万円!!」で4回100万円を獲得せねばならない? 「イロモネア」で観客を笑わせまくって4回も100万円を獲得?? そんなのハードルが高すぎます。ふつうに会社勤めをしていたとしても、高額な結婚式の費用のために貯金に貯金を重ねなければなりません。
結婚式の費用はほんの氷山の一角。ほかにも、
- 結婚式によぶ友がいない(一部のマイノリティのみ)
- 目立ちたくない
- ケーキアレルギーがある
などなど枚挙にいとまがありません。こんな理由を考えると、
結婚式なんてやらないほうがましだ!!
なんて意見になりそうですよね。ぼくもつい先ほどまでそんな意見をもっていました。
がしかし、しかし、しかしです。
今日、実際に結婚式に参加してみたところ、この横しまな考えが180°変わってしまいました。つまり、
結婚式は借金してでもすることをおすすめします
という意見をもつ羊のような人間になったのです。
それではいったい、なぜ結婚式について意見をがらりと変えてしまったのでしょうか?!? 今日はそんな経緯を話したくて記事にしてみました。
結婚式をおすすめする2つの理由・メリットとは??
結婚式を挙げることをおすすめする理由とは一体なんなのでしょうか?!
結婚式の料理がうまいから?
結婚式では美しいドレスが着れるから??
新しい出会いが結婚式にはあるから???
ケーキに入刀したいから???
神父さんと話してみたいから???
こんな理由など結婚式をする動機につながりません。ぼくがもしこんな動機で結婚式を挙げようとしているカップルに遭遇したら、わなわなと声をふるわせて、
わ、笑わせるな!!
と叫ぶかもしれません。それじゃあ、ぼくは結婚式に参加してみて何を見いだしたのか。「結婚式をあげる」ことが持つ本質的なメリットとはいったい何なのでしょうか?!?
実際に結婚式に参加してみて以下の2点の理由が浮かび上がってきたのです。
理由1. 身近な人に感謝のメッセージを伝えられるから
ひとつめの理由は、
結婚式が身近な人に感謝の気持ちを伝える場所となっているから
です。ここでいう身近な人とは、
- 家族
- 恩師
- 友達
などなどです。自分のみじかにいる大事な人に感謝の気持ちを伝える?? そんなことは非常に恥ずかしいことです。
なんだろう?
照れくさいし、感謝の気持ちを伝えたあとにどう反応したらいいのか分かりません。
とくに両親や兄弟などの一親等の親族に、自分の胸に秘めた感謝の想いを伝えるなんてチャンスはそうそうありません。家族と別居している(ひ、ひとりだち?)していれば尚更のことです。
そんな身近にいる大事な人に感謝のメッセージを伝えることができる場所。
それが結婚式なのです。実際に結婚式に参加してみるまで気づかなかったことです。
理由2. 結婚した事実を認識させるため
2つめの理由は、結婚した事実を参加者たちに認識させるためです。
あ、そうそう今度結婚するんだー
なんて突然いわれてもピンと来ません。言葉では「あーアイツ結婚するのかああー」なんて分かっていても、心のどこかでは納得できていません。まだ結婚しないのでは?という疑念を捨てきれていません。
言葉でわかっていても、心と体がついていかない。そんな感じです。
そこで登場するのが「結婚式」という儀式でありイベントなのです!
脳と身体が分離している宙ぶらりんになっている状態にとどめをさす、
これが結婚式の役割なのです。結婚するという事実をうまく飲み込めていない聴衆の背中をおす。結構かなり当たり前のことをほざいていますが、これが第2の結婚式を挙げるべき理由です。
さもなくば、もし、もしですよ? 結婚式の新婦の元カレがアツい視線を彼女に送っていたとしましょう。そんな元カレを結婚式に参列させるとどうなるでしょう??
そうです。新婦が結婚した事実を頭と体で飲み込めるようになるのです。これで彼も次の恋人を探せるわけですね!!
結婚式を挙げることをおすすめします。
一度だけ結婚式に参加しただけの人間が偉そうな記事を書いてみました。なんだか穴があったら隠れてパンをかじりたい気分です。
ただ、ひとつ言えるのは、
結婚式を「する」か「しない」かで迷っていたら迷わず「する」
ことをおすすめするということです。数百万という金をはたいてでも得られるチャンス。ぼくが気づいただけでも、以上の2つの大切なことが結婚式には込められています。この記事を読んでも踏ん切りが着かない方は、結婚式をおえた友人に相談してみるのも手かもしれませんね。
それでは、また今度です。
Ken