立食パーティーが苦手だと損する!?

立食パーティーに参加したことありますか?! 立食パーティーとは、「立って食事をするパーティー」のことです。アメリカでは一般的な飲み会方式で、かなりの自由度と外向性が要求されるパーティーです。

この立食パーティーはシャイな日本人の方にとって鬼門中の鬼門。もう、いつだって立食パーティーから脱出したくなるのは気のせいではありません。

ぼくはつい先日、とある事情で立食パーティーに参加せざるを得なかった状況に追い込まれました。人と会話するのが苦手なオタクのぼくですが、なんとか2時間にも及ぶ立食パーティーの時間をやり過ごすことができました。2時間ですよ!?2時間!?マラソンを完走できちゃいそうですよ、まったく。

そこで今日はそんなぼくの経験をもとにこんな記事を書いてみました。

立食パーティー 苦手

題して、

立食パーティーが苦手な人でも実践できる4つの戦術

です。これから紹介する4つの戦術を密かに実践できれば、きっとオタクや腐女子やネクラやブロガーの方でも立食パーティーを自己流に楽しむことができます。ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

立食パーティーが苦手なオタクでも実践できる4つの戦術

さっそく立食パーティーですぐに役立つ4つの戦術を紹介していきます。ただ、その前にパーティーに参加する目的を確認しておきましょう。おそらく、立食パーティーが苦手な方が達成したい目標は次の3つに大きく分かれるでしょう。

  1. 特定の話したい人と話す
  2. 新しい人と話す
  3. できるだけ多くの飯を食らう

これらの大きな立食パーティー参加の目的を達成するために実践したい戦術を4つほど紹介していきます。

え? もっと違う社交的な理由で立食パーティーに参加したいですって!?

い、いや。とりあえず千里の道も一歩から、です。まずはぼくのようなオタクがどのような姿勢を持って立食パーティーに参加しているのか。どうやって苦手を克服しているのか、ということを確認してからでも遅くはないはずです笑

立食パーティーの苦手を克服するための戦術は以下の4つです。

 

1. 同質の参加者とウォーミングアップ

最初から慣れない立食パーティーにガンガン参加するのは疲れますよね!? おそらくぼくのような低社会エネルギーの持ち主だったら、ものの3分で疲弊すること間違いなしです笑 耐久時間はウルトラマン並みですが、戦闘力は金魚並みです。これでは、立食パーティーの参加費がただの浪費と化してしまいます。

そこで、まず立食パーティーが苦手な人に実践して欲しいのが、

「自分と同質の仲間と話す」

ということです。これは何も「顔見知り」の方と会話する、ということではありません。むしろ、まったく新しい人間を探してください。この立食パーティー開始時にどれだけ同質の参加者と会話することができるのか。これが後のパーティー耐久時間の長さに関わってきます。たとえばぼくの場合、「パーティー開始早々、部屋の隅に座り込んで飯を食い始めている参加者たち」が同質の仲間たちです笑

このように、

「自分がとりたい行動」をとっている参加者

が後の立食パーティーの仲間となります。注意深くパーティー会場を見渡してください。参加者数が多ければ多いほど自分と同質の人間が見つかりやすいはずです笑

え!?なぜこの同質の参加者が立食パーティーに必要なのですかって!?

じつは、この初期段階における仲間が立食パーティーにおけるプラットフォームと化すからなのです。つまり、困ったときに会話できる、手持ち無沙汰になったときに人生相談できる仲間。このプラットフォームがあるだけで、立食パーティーが苦手な人も新しい参加者たちに会話をしかけていく勇気が湧いてきます。まずはこの仲間の基礎の構築に精力を注いでくださいな。これにより、「気の合う新しい仲間・知り合い」を探し出すことができますよ!

 

2. トイレ・食事・飲酒をターニングポイントとして活かす

立食パーティーに参加していると、どうしても会話のグループから抜け出したいときってありますよね!? 多くの日本の方は人が良すぎて、ある会話グループにひとたび属すると中々抜け出せなくなります。これでは新しい出会いにも巡り会えないですし、精神エネルギーを劇的に浪費してしまいます。これでは高額な立食パーティーの参加費が水の泡。じつにMOTTAINAI。

そこで、ある会話グループから抜け出したいときに、立食パーティー苦手人が実践できる施策があります。このような会話のグループを一新させるような行動を、ぼくは勝手に「立食パーティーにおけるターニングポイント(TP)」と呼んでいます笑

立食パーティーTPは大きく分けて、以下の3つほど存在しています。

  1. トイレ(お手洗い)に行く
  2. 新たな酒を追加する
  3. 新たな食を追加する

つまり、

「ちょっとトイレに行ってくルアー」

「あ、ちょっとお酒足りないかな?」

「あー、肉が食いたくなった肉が!」

という発言を意図的に創りだすことで、ある会話グループからスムーズに脱出することができるのです。このような表現ならば相手方に失礼な態度を悟られず、自然体の会話として認識されます。どのようなターニングポイントを演出すればいいのかわからない、という方は上の3つの表現を使ってみてください。きっと今後の立食パーティーの流れを大きく変えうるような変革を起こせるはずです!

 

3. 話したいターゲットを定める

さて、お次は「特定の人と話す」という欲求を満たすための戦術です。立食パーティーに参加すると、必ず話しておきたい参加者が一人や二人いますよね!? このような自分にとってのキーパーソンを立食パーティー用語で「ターゲット」と呼んでいます笑

それは読者の方の会社の社長かもしれませんし、お世話になった恩師かもしれないし、思わずため息をついてしまうような絶世の美女かもしれません。じつはかなりの高確率で、「自分が話しかけたい人」は立食パーティーでは超人気です。常に人だかりの中心にいて、なかなか会話がとぎれません。

こういった場合、どうすれば状況を打開出来るでしょうか!??

じつはじつは、答えはたった一つしかありません。それは、「ターゲットを観察し続けること」です。この観察をする際に見極めるべきことは、「ターゲットが属する会話グループの会話の波」。

どんな聖人や君子同士の話であっても、立食パーティーの会話においては冷める時期とアツい時期が必ず存在します。ちょうど下の図のような感じです。

立食パーティー 苦手

自分が話しかけたいターゲットの横顔を遠くから観察し、会話グループへの飽き度を測定します。さらに、ターゲットの周辺の取り巻きにも注意を巡らし、会話の話題を探しあぐねている雰囲気を察します。この測定値は完全に自分の主観です。自己責任です。これらの判断材料から、自分が会話するべきタイミングを見極め、自分で自分に「GO!サイン」をだしちゃいましょう!

え!?話しかけ方がわからないですって!?

そういうときは以下の4つの施策がすこぶる便利ですよ。

  1. 私物をターゲットの足下に意図的に落とす
  2. ターゲットにお酒の瓶を持っていく
  3. 肩をトントンとたたいて、服のほつれを指摘する
  4. We will Rock youのリズムをとってみる

これでどんなにシャイな方でもお望みのターゲットと会話を始めることができます。ふえい!

 

4. 最後の追い込みで腹を満たす

さて、冒頭で説明した3つの立食パーティーの目的も残りわずか。あとは、「腹を満たして参加費のもとをとる」ということだけです。これを達成すれば、苦手な立食パーティーに参加した甲斐がありますよね!?

ただ、立食パーティーの主な目的は社交です。誰も食事にフォーカスしているやつはいません。誰もがパーティーの食事を副次的なものだと認識しています。これでは、残飯がかなり残ってしまいますし、参加費を損した気分になります。地球にも財布にもメンタルにも優しくないことは明らかです。

これを解決するために、ぼくは一つの狡猾な戦術を思いつきました。

それは、

「エコな善人を装い残飯を食らう」

です笑 よくわからない表現ですので詳細に説明しましょう。

つまりこういことです。

「もったいない」とつぶやきながら残った飯を一人で食べる

ということです。他の参加者の方が早々に帰宅していく中で、この真摯な態度をみせれば社会的好感度が上昇すること間違いなしです笑

ぼくもこの前これを実践しましたが、成功したかはよくわかりません笑 少なくとも立食パーティーで疲弊しきった身体を癒すことはできましたよ。

 

さぁ、立食パーティーに対する苦手を克服しよう!

ここまで紹介してきた立食パーティー専用の4つの戦術はいかがだったでしょうか!?

ある人はいらだち、ある人は歓喜したことでしょう。ただ、シャイな日本人が世界スタンダードな立食パーティーで活躍することはビジネスの成功条件となっています。この立食パーティーの苦手を克服することを足がかりとし、徐々に権力を持っていきましょう。

それでは。また今度。

Ken Sawai

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