海外のスタートアップ・ベンチャー企業のまとめ

先日、ライアン・ホリデイの「グロースハッカー」を読んでいたときのことです。彼の主張の概要は理解できたのですが、何せ主張を論理づけるためのスタートアップ(ベンチャー企業)の実例が全然わかりませんでした。本を読んで自分の無知があらわになる、という経験はよくありますよね??それです。

無知があらわになった理由は簡単。

それは、ライアン・ホリデイはITに精通したアメリカ人で、一方ぼくはITに弱い日本人だったからです。したがって、このビジネス本の要点を効率よく吸収するには、

アメリカのスタートアップを学ぶこと

が絶対的に必要だったのです。そこで、この記事では「グロースハッカー」で取りあげられていた

スタートアップ・ベンチャー企業を10社ほどまとめてみました。

え?自分一人で楽しめカス!?

そんなこと言わずにつきあってくださいな。

以下が本記事のもくじです。

  1. 海外ソーシャル系スタートアップ
  2. クーポン系スタートアップ
  3. 事業系スタートアップ

それではさっそく見ていきましょう。

 

海外ソーシャル系のスタートアップ

一番手は今はやりのソーシャル系のスタートアップです。有名すぎてこんなスタートアップ知ってるわ!って叫びたくなる欲求を堪えてご閲覧くださいな。

 

Zynga(http://zynga.com/)

グロースハッカー

この会社は一言で言ってしまえば、アメリカのサンフランシスコ発のソーシャルゲームの会社です。Wikipediaの情報によれば、2011年にFacebookのソーシャルゲームランキングの1位から6位を独占した経歴をお持ちなんだとか。日本にも進出したそうですが、モバイルソーシャルゲームの流れに乗れずにあえなく敗退していったそうですね。

 

Stumble Upon (http://www.stumbleupon.com)

stumble upon

レコメンデーション型のソーシャルブックマーキングサービスです。このサイトに会員登録すると、まず自分の趣味を選択せねばなりません。ぼくは間違えてAlcoholic(アルコール中毒)という欄にチェックを入れてしまいました。すると、Stumble Uponのページが全力でぼくにお酒の記事を勧めてくるようになってしまいました笑

 

 Instagram (http://instagram.com/)

インスタグラム

画像の共有サービス。ただ、インスタグラムでは単に画像を共有するだけでなく、編集したり加工することができます。2012年の12月にFacebookがインスタグラムを12億円で買収しましたんですって!ふぇい!

 

Pinterest (http://pinterest.com)

pinterest 海外 スタートアップ

ヴィジュアル共有サイト。ぼくたちユーザーは自分の興味関心があるジャンルの画像をアップロードできるのはもちろんのこと、他人がアップロードした画像で関心のあるものを保存することができます。しかもカテゴリー別(ボード)にです。たとえば、「ブロンド美女が原っぱで寝転がっている写真」を「目の保養」というボードにピンすることができます。癒されたいときはこの「目の保養ボード」を見ればよい、ということですね。なるほど。

 

 

海外クーポン系スタートアップ

クーポン。この横文字から連想するのはお得な情報ばかりです。海外(アメリカ)で生まれたクーポン系スタートアップを2ほど紹介します。

 

Groupon (http://www.groupon.com/)

groupon

アメリカのシカゴ発のクーポン共同購入サービスです。2010年8月に日本法人グルーポン・ジャパンが設立されたため、日本でも比較的認知度の高いサービスですね。ぼくは知りませんでしたが笑

共同購入クーポンサービスとは一体なにものなのでしょうか??

このサービスは高額な商品・サービスを購入したい、と希望するユーザーをある一定の人数(たとえば100人)募り、その人数に達した場合にのみ、クーポンを発行するという仕組みです。つまり、「大勢の客連れてくるんなら、おいどんも安くするぜえ」ということなのでしょう。

 

Living Social (http://www.livingsocial.com)

social living

Grouponについて世界で2番目に大きいクーポン共同購入サービス。アメリカのワシントンD.C.を本拠地として2007年に設立されました。まだ日本には上陸していませんが、そろそろだという噂もあります。現在7000万人の会員を抱え込んでいる巨大サービスなんだそうです。

 

 

事業・サービス系スタートアップ

さて、最後にウェブ事業会社にカテゴライズされるスタートアップを紹介していきます。やっぱりリアルがいいですよね。リアルが。

 

Everlane (http://www.everlane.com/)

everlane

アメリカのサンフランシスコ発のアパレル会社。最大の特徴は販売店を持たないことです。工場で直に製造して購入者の方に直に届けます。したがって、むちゃくちゃ質の高い服が安く販売できるのですね。

 

Uber (http://www.uber.com/)

uber 海外 スタートアップ

これは高級車をタクシーとして予約できる、というサービス。しかも、アプリとの連携によりタクシーの現在地がわかるのです。これならば、予約してから長い間路上で待ちぼうけという寂しい事態も回避することができます。

それに加え、車の予約から運賃の支払いまでを一貫してUberというアプリ内で完結させることができます。ただ、このサービスは従来のタクシー業者から反感を買っているそうです。まさに時代ですね時代。

 

 

Mailbox

mail box 海外 スタートアップ

メールの管理をお助けするアプリ。2013年の8月に世界で産声をあげました。デフォルトとしてスマートフォンに内蔵しているメールアプリと異なる点は何でしょうか??

それは、メールの仕分け能力です。ぼくのように変なサイトに登録しすぎてジャンクメールが日々大量に届くようになったらどうしましょ。きっと多くの方は逐次ジャンクメールを選択して削除する、というアルゴリズムを繰り返すのではないでしょうか。

しかし、このMailboxというアプリは訳が違います。まさにメール仕分けアプリ。後で読みたいと思ったメールをアーカイブというフォルダにぶち込めたり、いらないジャンクメールたちをものの1.5秒ぐらいでゴミ箱に送り込むことができます。Mailboxの魅力はなんといっても、その操作方法が簡易である点です。受信ボックスにたまったメールの項目をスワイプするだけで仕分けすることができるのです。変なアダルトサイトに登録してしまったビジネスマンの方に利用をオススメしたいですね。

 

海外のスタートアップを少しだけ、齧る。

さて、ここまでぼく自身を啓蒙するために海外のスタートアップの記事を書いてきました。

この記事をここまでスクロールしてくれた皆様の少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは、また今度です。

Ken Sawai