成田空港内ロビーに宿泊せざるを得ないだって!??
成田空港への到着便が遅れて終電を逃す・・・
なんていう悲劇が現実に起きたらどうしますか!?!??
そうですねえ。ぼくだったらニヒルに笑ってこの現実を受け入れます。いや、このどうしようもない悲劇をブログのネタにするかもしれません。悲劇を喜劇へ。悲劇をPVへ。これがブログをやっている人間の宿命かもしれませんね。ふむふむ。
え!?はい、そうです。
この悲劇は実際にぼくの現実に登場し、成田空港のロビーに1泊してしまったのです。ハッキリ言って、空港に1泊することは精神的にも肉体的にも厳しい。できれば避けたいことですよね!?
そこで今日は、ぼくと同じ不運を成田空港で被ってしまった方々のためにこんな記事を書いてみました。題して、
成田空港内ロビーで宿泊するときに知っておきたい6つのこと
です。終電を逃してしまった成田空港ユーザーの方や、自宅から空港まで遠すぎて始発のフライトに間に合わない、という悲しい方々が参考にしてくださると嬉しいです。
成田空港内のロビーに宿泊する際に知っておきたい6つのこと
さて、それではさっそく紹介していきますよ! ぼくの悲劇から生まれたチップスを十分に吸収していってくださいな笑
第2ターミナルのセブンイレブンだけ24時間営業!?
数々の国際線が張り巡らされた成田空港。その国際性と巨大な規模だけあって、空港内には数えきれないほどのレストランや売店が存在しています。公式サイトによれば、なんとその数「277」!!あ、免税店やレストランやブティックや土産店をひっくるめての総数ですけどね。
そんな数々の売店の中で、じつは1店舗だけしか24時間営業をしていないのです。
それが見出しで紹介した「第2ターミナルのセブンイレブン」です。夜食を食べたいとき。どうしても雑誌を読みたいとき。どうしても眠眠打破を服用したいときは第2ターミナルのセブンイレブンに駆け込みましょう!
すべての浮浪者が1Fに収容される!?
先ほど「セブンイレブン以外の店が夜間に閉店する」という事実をお伝えしました。これはヒトが「夜行性のセキツイ動物でないこと」を考慮すれば当然の結果ですよね?? 誰だって太陽が沈んでいる間は寝たいはず。これは動かしがたい事実です。
ただ、成田空港側では閉店した店舗周辺をうろつく浮浪者(例:ぼく)を排除するため、ある効果的な政策をとっています。それは、
22:00以降にすべての浮浪客(宿泊が決定したヒト)を1Fに集める
ということです。どんなに頑張って24時間営業のお店を探しても警備員に呼び止められます。よほどの腕力か口論力がない限り、彼らの守備網を突破することはできません。これらのアビリティに自信がない方々は素直に1Fのロビーで睡眠をとることにしましょう。
23:00から監禁状態に!?ドアーロック!!
個人の自由が約束されたこの時代に、誰だって監禁されたくないはず。大好きな女の子に会いたいし、大好きなレストランで食事したいし、好きな本を読みたい。これは現代に生けるヒトならば感じるであろう当然の衝動です。
ただ、この成田空港(夜間)ではそんな自由が約束されません。なんと、23:00から出入り口の扉がロックされてしまうのです。リンゴを握りつぶせる握力を持っていても脱出できなくなってしまいます。これほど由々しい事態はないですよね??
ぼくは、とある理由で月を見たかったので警備員の方に、
「あのお、外で月をみたいんですが・・・・・」
とお願いしてみました。
がしかし、しかしです。幸か不幸か警備員の方はとても頑固な方で、
「喫煙以外は原則外出を禁止していますので・・・」
の1点ばり。ぼくのセールストーク力を持ってしても彼を説き伏せることは不可能だったのです笑 したがって、成田空港内のロビーに宿泊中に外出したくなったときは、「ヘビースモーカーに成りきること」をおすすめします笑
「電源+椅子」の競争率が高い
成田空港内のロビーで寝どころを物色しているとあることに気づきます。
それは、
電源にリーチできる椅子
の人気がすこぶる高いことです。成田空港のロビーにおいては、ジャニーズよりも人気が高いのではないか、と疑うほど。もうそれぐらい競争率が高いのです。なぜなら、スマホやPC、タブレットといった電子機器の充電と睡眠を一緒くたにできますからね。これは当然の成り行きです。
したがって、成田空港内のロビーに宿泊することが決定した方は「電源にリーチできる椅子」というプレミアシートをまず確保するようにしましょう。そうすれば、より快適な成田宿泊ライフを満喫できるはずです。
成田空港ロビーの穴場「Internetスポット」
誰もが見落としがちな穴場が成田空港内のロビーにも存在します。それは「Internetスポット」です。このスポットを簡単に描写すると、
インターネットを有料で閲覧できるデバイス+持ち込みPC作業スペース
です。なんだか全く簡単に描写できていませんね笑 つまるところ、インターネットサーフィンさせてくれる場所だと認識してください。
この穴場の最大の特徴は、
机がある
ということです。え!?机なんか宿泊に関係ないですって!??
じつは机があると成田空港での宿泊環境を大きく改善できる可能性があるのです。なぜなら、「机に突っ伏して寝る」という新しい睡眠オプションが増えるからです。言ってしまえば、これは寝返りを打てる新しい方向を手にしたようなもの。睡眠の質が向上することは間違いありません。
夜中の1:00に消灯・早朝5:30に点灯
いくら巨大な国際空港である成田空港だからといって、常時フル稼働するわけにはいきません。彼だって一日の数分間は休息が必要です。これはしょうがない。
じつはじつは、成田空港には電源を省エネモードにする時間帯が決まっているのです。
それは、
夜中の1:00~5:30
の4時間半の間です。この時間帯では視界を最低限確保するための光源以外、すべてシャットアウトされてしまいます。とても読書なんかできる環境ではありません。マンガだって読めやしません。
それでは、この時間帯にぼくらは一体なにをすれば良いのでしょうか!??
答えは至ってシンプル。睡眠です。目を閉じればいいのです。しかもむちゃくちゃ偶然が重なり、この4時間半という時間はレム睡眠の時間と一致しています。ちょうど浅い眠りが訪れた瞬間に目を覚ます。
これならば成田空港内のロビーという悪宿泊環境でも疲れを癒すことができます。これから宿泊する方はぜひこの4時間半を意識してみてください。
成田空港内のロビーでの宿泊は快適だった!?
はて、成田空港ロビーにおける宿泊のコツはいかがだったでしょうか!? どれもこれも実際に経験したものしか知り得ない有益な情報を提供できたのではないかと自負し始めています。なんだか誇らしい笑
ただ、1つだけ最後に言っておきたいことがあります。
それは、
できれば成田空港内のロビーに宿泊することを控えてほしいこと
です。どんなに健康でびんびんな方でも絶対に疲弊します。なんというか、メリットがない笑
成田空港に宿泊した後に残る主な症状は、
- 眼球の疲れ
- 腰の痛み
- 食欲の消失
- 漠然とした将来への不安
などなどです笑 できることならば、帰宅したりホテルを予約したりしてください。そして、自身の健康を維持しましょう!
それでは。
Ken Sawai