リクルートの新卒動画がカッコよすぎた。
ぼくはこの会社の新卒動画を観るまではリクルートという会社に興味はありませんでした。新卒学生をエサにしたサービスリクナビや、ミスマッチが転職を生んでそこでもビジネスをする。ハッキリ言ってそんなハイエナのような会社かと思っていました。
しかし。しかしっです。
リクルートが新卒の学生向けに出している映像を見た瞬間、ぼくの考えが180度回転しちゃいました。
こ、この会社、クールすぎる・・・
と。
そこで今日はそんなパラダイムシフトを全国の皆様と共有したい、という想いからこの記事を書いてみました。
題して、
リクルート新卒動画・映像の10のまとめ
です。10個もビデオがあるかわかりませんが、シコシコ紹介していきますね。決してリクルートさんの手下でもステルスマーケターでもありませんのでご安心を笑
こんな会社に興味ねえよ、はげ
なんて思ってる方にもとにかく観てほしい!そして、少しでもいいと思ったらいいね!押して下さいな。
それでは、さっそく一つ一つ紹介していきましょう。
リクルート動画1.Innovation Story
これはぼくが最初にココロを打たれ映像です。この動画の中ではリクルートが1962年に創業しから、どのようなビジネスを展開してきたか、ということが描かれています。
もう、なんといか、この声と音楽が聴衆をドキドキさせますよね。この映像を目にするたびに胸が痛くなります・・・・
リクルート動画2.RECRUIT PRESENTATION
この動画のチャームポイントは何と言ってもナレータ。新卒学生に親近感を持たせる効果を狙ってか、外国人っぽい声のナレータを採用しています。そのため、時々登場する英単語の発音はむちゃくちゃクリアです笑。
さらにこの動画の魅力はナレーターだけにおさまりません。じつは、そのイラストの上手さにも目を見張るものがあります。この映像の中で、このナレーターが絵をじょじょに書き足していく設定になっていますが、この絵がうますぎて泣けます。ええ。
リクルート動画3.One Story of Life
このリクルート紹介ビデオの売りは、その物語性にあります。この5分弱の映像には一人の少女が生まれてから死ぬまでの人生が描かれています。リクルート側の狙いとしては「普通の日本人が普通に育ったら俺らのサービス使ってるで」ということを主張したいのでしょう。
うむ、たしかにこの動画では高校受験のときから(受検サプリ)、家を買うまで(SUMO)のサービスが紹介されていますね。18歳だった少女は40歳ぐらいの老女に。見事に人生の現実を表していますね、まったく。ぼく自身も気がついたらタウンワークでバイト探しをしていたことを思い出しました。うーん、この会社の規模はつよい・・・
リクルート動画4.キャリア紹介ムービー
この映像は現役で働くリクルート社員のインタービューが収録されています。しかもここで取材されている社員たちは、すべて海外で働くエリートたち。もうその真剣なまなざしで優秀そうなことが感じ取れます笑
え?リクルート社員の一方的な話なんて聞きたくないですって?!
たしかにその気持ちはわかります。なんだか腹立ってきますもんね。
しかし、この動画のポイントは彼らの言動にあるわけではないのです。じつは、インタビュー動画のつくり方が素晴らしいのです。この動画から学び取れる動画作成のポイントは以下の点です。
- BGMは後半に盛り上がるものを使ったる
- カメラカットを頻繁に変える(正面、ななめ前方、音声のみ、道路の真ん中にたたずむ)
- 早送りのシーン
自分で書いててかなり適当なこと言ってるな、って思いました笑
ぼくもこのリクルート社員紹介ビデオのつくり方をもとにして自分のインタビュー動画を自分で作ってみようと思いますw
実際に、リクルート社員に尋ねてみた。
面接の際に、せっかくなので面接官に動画のことを訊いてみました。
「リクルートの新卒動画って外注してるんですか?すごくカッコよくて思わずツイートしてしまったのですが笑」
すると面接官は苦笑い混じりで、
「やべっ。面接してるけど観てないや、ごめんね。たぶん外注だよ外注」
と答えてくれました笑
このような人のココロを動かす動画を将来つくってみたいものですね。
それでは、超適当な記事をお送りしました。さようならー
Ken Sawai