ポケモンの英語名がカッコよすぎて笑える?
ポケモン(ポケットモンスターの略)は日本の代表的な文化です。現代を生きる若者のほぼすべてが「ポケモン」というゲームをプレイしたことがある。その約半数がかつて流行したポケモンの歌を暗唱した経験がある。もはや話題に困ったときに「ポケモン」について話を始めれば、軽く2時間は話せる。
それぐらい日本人にとって「ポケモン」というサブカルチャーは大切でかけがえのないものとなっています。
しかし、しかしです。じつはポケットモンスターは日本でのみ人気である訳ではありません。ヨーロッパ、アメリカをはじめ、お隣の韓国や中国の若者たちにも人気のあるゲームだったのです。
ぼくはその事実をスペインからの留学生を通して知りました。彼は日本人の学生に対して、「ポケモンは日本の代表的な文化だよな」と切り出し、
「じゃあ、チャラマンダーって知ってるだろ?(Then you know “Charamander” huh??)」
と問いかけました。
ポケモンの発祥地であるはずの日本人として、この問いに答えなければならない。そんな強迫観念にかられて思考を重ねますが、「チャラマンダー」なんていうクールなポケモンは絶対に知らない。
スペインの学生が言っているポケモンは、最新作に登場した新鋭のものでは???
と疑い始めたそのときでした。彼は困惑したぼくらを見かねて、
「ほら、あの、一番最初にもらえる火のタイプのやつさー」
と説明を追加してくれました。彼の話によると、「Charamander(チャラマンダー)」とはどうやら、ヒトカゲだったようです笑
なんというか、「ヒトカゲ」と「チャラマンダー」には隔てがありすぎます笑 「ヒトカゲ」という名前には若干の可愛さが残っていますが、「チャラマンダー」という英語名からは獰猛なモンスターを想像してしまいます笑 このような、
ポケモンの日本語名と英語名のギャップ
が面白いなーと思ったため、今日はこんな記事を書いてみました。
題して、
思わず笑ってしまう!? ポケモンの英語名10のまとめ
です。正直、かなりどうでもいい記事ですが、書かないと気が済みません笑 これから海外の留学生と交流する大学生の方や、ポケットモンスターの大ファンの方などがこの記事を読んでくださると嬉しいですw
以下が本記事のもくじです。
- 超強そうな英語名を持ったポケモン
- 進化したら名前の区別が難しいポケモン
- その他のポケモン英語ネタ
それではさっそく上から順番にみていきましょう!
超強そうな英語名を持つポケモン!?
まずはじめに、英語表記になると突如戦闘力が増すような気がするポケモンを紹介していきます。
Do you know “Abra” and “Kadabra”!??
「アブラ(Abra)」と「カダブラ (Kadabra)」というポケモンは知ってるだろ!?
英語版ポケットモンスターの大ファンである、スペインの友人がこう尋ねてきました。またしても、彼の問いに即答できず、恥をかいてしまいました・・・
平成生まれのぼくでさえ、これらのポケモンの名を耳にしたことはありません。なんだか、「アブラカタブラ」という1つの呪文のように聞こえますよね!? なんだかハリーポッターに登場した気がする・・・・
じつはこのポケモンはエスパー系のポケモンの代表格である「ケーシィ」と「ユンゲラー」のことだったのです。
これらのポケモンの英語名はものすごく憶えやすいので感心しますね。アブラカタブラ〜
あ、ちなみにユンゲラーの進化系である「フーディン」の英語名は「アラカズム(Alakazm)」だぞうです笑 憶えにくい!
Do you know “Onix”, huh!?
続いて彼は「オニックス(Onix)」というポケモンについて尋ねてきました。またしても身に覚えのないポケモンの名前。またしても恥を書くわけにはいきません。祖国日本の誇りを守るために、必死に過去の記憶を探ります。しかしながら、ぼくの幼少期の思い出には「オニックス」という「オリックス」に似たポケモンなどどこにも存在していませんでした笑
なんとオニックス(Onix)という英語名を持つポケモンの正体は、
イワーク
だったのです。
ほら、あの最初のジムのポケモンさ!
というスペインの学生のヒントでようやくイワークにたどり着きました笑
Huuu… then you know “Magikarp” don’t you!??
ポケモン発祥地の日本出身であるぼくが質問に答えられない。そんな歯がゆい状態が続いたため、スペイン出身の友人も徐々にしびれを切らしてきました。なんだか質問が徐々に投げやりになってきました・・・・ そして、彼は疲れ気味にこう尋ねたのです。
「じゃあ、マギカープ(Magikarp)は知っているだろう?」
そろそろ彼の期待に答えたいぼくでしたが、またしても「マギカープ」というポケモンはぼくにとって未知。そのポケモンの英語名から姿カタチを想像しようとしました。しかし、ぼくの想像力の欠如もあって、そのポケモンについてのトークができませんでした。またしても、恥をかいてしまった・・・
じつはこの「マギカープ」というポケモンは、最弱ポケモンとして有名な
コイキング
だったのです。
どうやらこのMagikarpという名前は「コイ」の英語名「carp」から派生したもののようです。なんだかとんでもなく強いポケモンに聞こえますね。ぼくも強そうな英語名が欲しい笑
進化しても名前の判別が難しい英語名を持つポケモン
続いて、紹介するのは「進化しても名前があまり変わらないポケモン」たちです笑 英語が苦手な日本人の方々にとって、発音で区別することは困難を極めます。せめてスペルを頭に叩き込むようにしましょう笑
ポッポ・ピジョン・ピジョットの英語表記

http://wallpapers.gifmania.jp/Wallpapers-Anime-Manga/Desktops-Pokemon-First-Generation/Backgrounds-Normal-Type-Pokemon/wallpaper-pidgey-pidgeotto-pidgeot-evolution.htmより
平凡な鳥ポケモンとして名が高い「ポッポ」、「ピジョン」、「ピジョット」。これらのポケモンの英語名は互いに似通って聞こえます。
- ポッポの英語名: Pidgey(ピジョイ)
- ピジョンの英語名: Pidgetto(ピジョット)
- ピジョットの英語名: Pidgeot(ピジオット)
とくに、ピジョンの英語名である「Pidgetto」とピジョットの英語表記「Pidgeot」の発音が難しい。もしTOEICのリスニング問題に、ピジョットとピジョンの発音を区別する問題がでたら難易度が一気に上がりそうですね笑
コラッタ・ラッタの英語名

http://wallpapers.gifmania.jp/Wallpapers-Anime-Manga/Desktops-Pokemon-First-Generation/Backgrounds-Normal-Type-Pokemon/wallpaper-rattata-raticate-evolution.htmより
ネズミの形をしたポケモンとして有名なコラッタと、その進化系のラッタ。彼ら・彼女らの英語名は日本のポケモンの名前に慣れ浸したんだ方々にとって非常に難解なものとなっています。
- コラッタの英語名:Rattata(ラタッタ)
- ラッタの英語表記:Raticate(ラティカッテ)
日本人の方が感じるであろう難しさとして、
コラッタの名前が「ラッタ」のように聞こえる
ということです。「コラッタ」という愛嬌のある名前は国際舞台では通用しない、ということを肝に命じておきましょう!
番外編:ロケット団の英語名
アニメ、ポケットモンスターに登場する悪役としてお馴染みのロケット団。ポケモンのアニメは、スペインでも放送されていたらしく、ロケット団は国境を超えて有名でした笑
ロケット団の英語名はTeam Rocket(チームロケット)
そんなロケット団の英語名は「チームロケット」。ロケット団という禍々しい名前よりも爽やかなイメージを想起させる名前ですね笑 間違ってロケット団を応援してしまいそうです。
ニャースはスペイン語をしゃべった!?
ロケット団のマスコットキャラクターであるポケモン、「ニャース」。ロケット団において特別な存在感を誇るこのポケモンの英語名は「Meowth(ミョウス)」。ものすごい高級な猫の名前のようですね笑 もちろん、スペインではスペイン語を喋ることができる猫だったらしいです笑
ポケモンの英語名は奥が深い
ふう。以上でぼくがスペインの学生から得た英語版のポケモンに関する情報です。もの凄くどうでもいい記事をこの世に生み出してしまった気がします笑
いや。
冒頭に述べたように、これから国際的に活躍するであろう大学生や社会人の方のために役立つ記事ではないでしょうか。なぜなら、ポケモンの英語名を知っているだけで海外の方と仲良くなれるかもしれませんからね笑
そこで今回、
より多くのポケモン英語名を暗記したい!!
という好奇心旺盛な方のために『ポケモン英語名単語帳 Vol.1(第1世代 151匹)』を作成しました。
第一世代にあたるポケモン151匹を全収録。
- ポケモンの英語名
- 発音記号(国際発音記号IPA)
- 発音(カタカナ表記)
- アクセント(太字で強調)
- ポケモンのタイプ
- 進化のバリエーション
まで覚えられるよう設計いたしました。
本書で独学すれば英語ポケモンマスターになれるかもしれません。
それでは!
Ken