大事なノートパソコンが盗難にあってしまった!?
先日、一人単独で大阪を旅していたときのことです。
おいしいおいしい串カツを食べるために、梅田から御堂筋線を利用して動物園前駅まで移動しようとしていたのです。大阪でブログを書きたい、と思っていた哀れなぼくは、大事なパソコンを旅の友としていました。つまり、パソコンを大事に大事に抱え込んでいたのです。
しかし、しかしです。ヒトの腕にも限界があります。ときには休みたくなります。そんな疲弊しきった腕を考慮してやって、網棚にノートパソコンをのせておきました。そして、ぼくはスマホを片手に、はてぶの最新記事を読みながらにんまりしていたのです。
動物園前駅に到着したので網棚からパソコンをおろそうとしたときのこです。ぼくはあることに気がつきました。
ノ、ノートパソコンが消えている・・・
慌てて周囲を見渡しますが、とき既におそし。車両内にぼくのパソコンを持っている盗人はすでに姿を消していました・・・
ひええええええええええええ
そこで今日はぼくのようにノートパソコンの盗難にあわれた方、思わずパソコンを紛失してしまった方のために記事を書きます。題して、
ノートパソコンの盗難・紛失にあったときにとれる5つの対策
というタイトルでお送りします。ぼくと同じように悲劇のヒロインになっている方が参考にしてくださると嬉しいです。
ノートパソコンが盗難にあったときのための5つの対策
ぼくが実際に大阪でパソコンを盗まれたから実践した5つの対策を惜しみなく紹介しちゃいます。いま現在盗難の被害に遭ってしまった方、ノートパソコンの盗難が怖くて怖くて仕方ない方はぜひ参考にしてださい。
対策1. 被害届を警察に出す。
一つ目はありがちな盗難被害届です。盗難被害届とは、警察の刑事課が使うことになる被害リストのことです。被害届自体はただの紙一枚です。この紙切れには以下の記入項目がありました。
- 被害者の個人情報(住所・電話番号)
- 被害にあったものの詳細(銀色のパソコン、パナソニック)
- 推定被害金額(パソコン6万なりー、マウス3000円なりー)
- 被害に遭った状況の詳細(いつどこで盗難にあったか)
などなどです。警察の事情聴取ふくめて30分あれば記入できる代物です。
え??いったい盗難被害届に何の意味があるのかって!?
被害者のぼくもその気になる疑問を刑事さんにぶつけてみました。すると、
もし、犯人が捕まって、地下鉄でパソコンを盗んだって自白したときに被害届をみるんだ
という正直な答えが返ってきました。
え?!もし、犯人が捕まらずにどっかに捨てられて発見されても意味ないじゃないか!
と思うのは当然です。はい、どうやら意味がないようです。被害届はただの犯罪情報管理リストですから・・
対策2. 遺失届を警察に出す。
さて、今度は遺失届です。記入する項目はだいたい被害届と同じです。
しかし、遺失届は目的が異なります。それは、落とし物を見つけてもらうためです。遺失届は善人が拾って物体を届けてくれたときに効力を発揮します。
落とし物を拾ってくださる善人に期待するときは遺失届は必須です。
ゆえに、警察署では盗難被害届と遺失届の2枚の書類を提出しておきましょう。
対策3. iPhoneで盗人を追跡!!
この対策はかなりアグレッシブです。パソコンを盗んだ泥棒を捕まえようとすらしています。
じつはまず事前にやっておくべきことがあります。
それは、iPhoneとパソコンを一緒に収納しておく、ということです。ノートパソコン専用ケースにiPhoneを忍ばせておくだけで十分です。
え?iPhoneも盗られてしまうだって!?
し、心配ご無用です。じつはiPhoneにはFind my iPhoneという機能がついているのです。
この特殊能力を使ってやれば、パソコンからiPhoneの現在地を探し出すことができます。ふぇい!詳細はこちらの記事を参考にしてくださいね。
対策4. パスワードを変更しまくる。
パスワードを設定したパソコンであっても、内部のデータを抜き取られる可能性は120%ぐらいあります。マイピクチャに保存したあんな画像やあんな動画・・・すべて犯人に読み取られる可能性があります。もう恥ずかしくてありゃしない。
そんな事態を予期して、自分のパスワードをできるだけ変更する必要があります。
たとえば、Facebook。たとえば、Twitter。たとえばevernote。
これらのウェブサービスはブラウザにパスワードを記憶させることができます。ぼくも実際、盗まれる以前はパスワードを記憶させていました。そのため、Facebookのページを開くだけで自動的にログインした状態になっています。この状態は非常に危険です。アカウントが乗っ取り放題です。自分を装い、あんな画像やあんな動画を代わりにアップロードされてしまうかもしれませんよ笑
対策5. いさぎよくあきらめる。
最後の対策です。一度紛失したパソコンがひょっこり顔を出す、なんていう奇跡はまず起きません。ギリシャ神話にだってそんな奇跡は登場しません。もう奇跡の中の奇跡すぎます。
だって、ノートパソコンは犯人にとって宝の山。個人情報は盗み放題だし、転売し放題。こんなおいしい宝箱をやすやす手放すはずありません。ぼくも希望を持って、パソコンが奇跡的に見つかったよ、という話を必死に探しました。しかし、そんなに世間は甘くありませんでした。知恵袋でのアドバイスはすべてあきらめろ的なものばかり。
ノートパソコンを盗難、もしくは紛失して落ち込んでいるそこのあなた!
未来をみましょう。きっと何かいいことがあるはずです・・
他人のノートパソコンを盗むのはやめよう笑
最後にひとつだけ。
ノートパソコンの盗難・紛失というのは本当に悲惨な事態です。どうかぼくのような被害者をこれ以上世の中に排出しないためにも、パソコンを盗むのはやめましょう笑 きっと泣いている人がたくさんいることでしょう。
企業の機密情報を抱えているサラリーマンの方!
会社のパソコンを外へ持ち出すときは十分に注意してくださいね。きっと街中にはあなたのノートパソコンを狙っているオオカミがたくさんいることでしょう。
それでは。また今度です。
Ken Sawai