チュートリアル中国語・・・!?
「チュートリアル中国語」という授業をご存知ですか!? この授業を一言で表すと、超実践的な中国語運用能力が鍛えられる授業、と言えることができます(笑)
なぜなら、4人の少人数クラスで行われる中国語会話レッスンだからです。ぼくら受講生は日本語はもちろん、英語すら使うことを許されません。中国語のみが使用言語なのです。
ぼくは、つい先学期、そんな地獄の権化のような「チュートリアル中国語」なる授業を受講していたのです。
え!?なぜ受講してしまったのかですって!??
答えは至って簡単。中華系の美女とお近づきになれる実践的な中国語能力を身につけたい、と思っていたからです笑 だって、中国語の教科書や参考書とにらめっこしているだけでは美女なんてきやしません。せいぜい超基本的な自己紹介ができるようになるだけです。これでは何年、いや、何十年たっても、目標に近づけません。悲しすぎます。
そこで、今日は、そんな「チュートリアル中国語の授業」をおすすめする3つの理由を独断と偏見で語ってみたいと思います笑 この記事を読んで「チュートリアル中国語」という授業に興味を持ってくださる方が増えると幸いです。あ、興味持ってくれなくても嬉しいですけどねw
以下がもくじです。
- チュートリアル中国語受講までの4ステップ
- ぼくがおすすめする3つの理由
それではさっそく参りましょう!
チュートリアル中国語を受講するための4ステップ
まずは「チュートリアル中国語」の授業概要を説明します。普通のノーマルな授業とは異なり、受講するまでにかなりのステップ数を踏まねばなりません。そこでまずは受講までの4つのステップを解説しましょう!ぼく自身の経験をふまえながら語っていきます。
Step 1. 力試しにTACC を受験する
最初のステップは自分の中国語レベルを知ることです。チュートリアル中国語ではTACC (Test of Ability Chinese Communication) という実力テストを受験せねばなりません。このテストはハリーポッターでいえば「組み分け帽子」みたいなものです。この組み分け帽子は結構賢く、ぼくのような中国語素人は素人クラスに編入させようとし、台湾のハーフの学生などのプロレベルたちには上級レベルに入ってもらおうとします。これは当然の結果ですね。
このTACCの結果によって、以下の6つのレベルに組み分けされてしまうのです。6つですよ!?6つ!
- 初中級
- 準中級
- 中級
- 中上級
- 上級対面討論
- 上級遠隔討論
え!? なぜ中級が3つも存在するのですかって!??
それはアレ、です。幼稚園の演劇で桃太郎が5人ぐらいいる減少と似ています笑 みんな中級がいいんですよ。初級じゃいやなんです笑
Step2. TACCの結果をもとにクラスを選択する
もちろん、ぼくもこのTACCという中国語テストを受験しました。台湾に1ヶ月滞在していた経験があったので、中国語には自信があったのです。だって、公用語が中国語の地域で1ヶ月生活したんですもの。中国語運用能力が向上していることを期待するのは当たり前です。
がしかし、です。ぼくの結果は惨澹たるものだったのです。以下の図表をご覧ください。
ぼくの目が正しければ、
あなたに最適なチュートリアル中国語科目は初中級です
と書かれています笑 こ、これは・・・・つまり一番初級者向けのクラス。これでは何のために台湾に滞在してきたのか訳がわからなくなってしまいます。これは痛すぎる・・・
ん!?
よく目をこらしてみると次の一文が目に飛び込んできました。
最適な科目よりもレベルは高くなりますが、準中級、も受講することができます
ぼくはこのアドバイスをすっかり信じ込み、無理をして「準中級」というレベルのクラスを受講してしまったのです。人は時々背伸びしたくなるものですねーまったくー
Step 3. チュートリアル中国語で使用する教科書を購入
さて、コースを選んだらそれに対応する教科書を購入しましょう。大学の生協でもちろん購入できますが、もちろんAmazonからだって購入できます。
お値段は「はああ!?」って思うほどの高値です。がしかし、半年間受講してみて結構質は満足でした。CD付きで一人でも友達とでも家族とでも中国語の練習をすることができます。ここは自己投資だと思って奮発しましょう。きっといいことがあります笑
Step 4. チュートリアル中国語の授業を受講する
さて、TACCを受験し終えたら実際のクラスに出向きましょう。ここでは最後に簡単にチュートリアル中国語の授業風景を描写しておきます。これから受講を考えている方は参考にしてみてくださいね。
授業は大きな教室のパーティションで区切られた4畳半ぐらいのスペースで取りはからわれます。その小さな狭い空間に白い机が一つ。その机を囲んで4つの脆い椅子が並べられ、パーティションの一面にはホワイトボードが設置してあります。
クラスの人数は4人。かなりの少人数です。その4人に対して1人のチューターと呼ばれる中国のネイティブの講師の方がついています。授業時間は90分で、使用言語は中国語(北京語)のみ。それ以外は禁じ手となっています笑 ぼくが困るに困り果てて英語やあやふやな日本語を喋ってしまったときには空気がおかしくなった記憶があります笑
チュートリアル中国語をおすすめする3つの理由
さて、最後にぼくがチュートリアル中国語の受講をおすすめする3つの理由を紹介します。これから受講を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
理由1. 一年分の冷や汗をかける!
この理由はぼくのような中国語初心者に限ります笑
中国語をろくに喋ったことがない素人がチュートリアル中国語のクラスに参加するとどうなるでしょう!?
そうです。何も喋れないのです笑 ただ、日本語と英語は禁じ手とされています。どんなに中国語運用能力が低くてももがいて中国語を使っていくしかないのです。これは精神的にむちゃくちゃ厳しいです。もう滝に打たれるよりつらいかもしれませんね笑 少なくとも滝に打たれるよりは冷や汗をかくはずです。
理由2 . 中国語を勉強せざるを得ない!
チュートリアル中国語はものすごく厳しい授業です。なぜなら、学生たちは毎回の授業に対して予習・復習を迫られるからです。この授業ではオンライン上で予習・復習を行いますので、じつにハッキリとした学習履歴が残ってしまうんです笑
したがって、予習したふりとか復習をした顔を演出してもバレます。 授業時間外に2時間ほどの予習と復習をする必要があるのです。この勉強時間は昨今の大学生にしては勉強量が多いですよね!?w
ただその反面、自身の中国語能力を向上することができます。鍛えることができます。中国語っぽいことを喋れるようになります。普通の中国語の授業では身につけることができない実践的な中国語能力を身につけることできます!
そのため、中華圏に留学をしたいと考えている方はぜひ受講をおすすめしますぜ。きっと中国語運用能力が向上するはずです!
理由3. 美女(?)が多いw
最後の理由は美女、です笑 なんとぼくが受講したチュートリアル中国語のクラスメイト3人のすべてが女性。さらにチューターの方も美人の中国の方。もうどんなに厳しい中国語の授業でも美女たちのおかげで耐えることができました笑 おそらく男だらけのチュートリアル中国語だったら挫折していたかもしれませんね、ははっは
さぁ、チュートリアル中国語を受講しよう!
さて、ぼくが紹介したチュートリアル中国語の魅力はいかがだったでしょうか!?
この記事を偶然読まれた一人でも多くの方がこの授業に興味を持ち、受講してくださることを世界の片隅から願っています。それでは。
Ken Sawai