伊坂幸太郎の「砂漠」に登場する名言100のまとめ

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大学生活の終わりに伊坂幸太郎の「砂漠」を読んだ。

大学小説として名が高い伊坂幸太郎の「砂漠」という小説。この青春小説のど真ん中を突っ走る作品を、大学生活が終わろうといている今、読むことにしました。

せっかく時間をかけて読んだので、この「砂漠」という小説の内容をまとめる記事を書いてみようと決意しました。

伊坂幸太郎 砂漠 名言

題して、

伊坂幸太郎の「砂漠」に登場する名言100のまとめ+α

です。ただ単に名言を紹介するだけじゃつまらないし、剽窃疑惑を持ち上げられそうなので、キャラクター別に名言を書き連ねていきますね。砂漠を読破した読者の方や、ちょっと砂漠に興味がある美女がこの記事を参考にしてくださると嬉しいです。

以下が本記事のもくじです。

  1. 砂漠の感想
  2. 砂漠に登場する名言(キャラクター別)

それでは上から順番に見ていきましょう。

 

 

伊坂幸太郎の砂漠を読んだ感想

この砂漠という小説を一言で表すと、

現代の大学生の生態を忠実に再現した青春小説

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と呼ぶことができます。最近の新入社員の言動の理解に苦しむ中堅社員や、息子が大学で何をしているかが気になるパパさんママさんが読めば疑問が一気に解消されるんじゃないんですかね笑 ただ、砂漠の主人公である北村とその仲間たちはどちらかというとマイノリティの学生です。みんながみんな彼らのように学生生活を過ごしているわけではありません。どちらかというと、幹事役の莞爾というサブキャラの方が現代の学生のマジョリティだと思われます。詳しくは小説を確認してくださいね。

砂漠、という小説が最も優れている点は「キャラづくり」です。主人公北村の麻雀仲間である4人は言うまでもなく、その周辺のサブキャラクターまでのデザインが本当に秀逸です。実際に会ったことがないはずなのに、小説を読むだけで会った気になる。それほど強烈なキャラクターが登場します。

 

伊坂幸太郎の砂漠に登場する名言(キャラクター別)

というわけで、

その強烈な個性を持ったキャラクターごとの名言をまとめてみました!せっかくなので「東南西北+その他」という順番で名言を紹介します笑

伊坂幸太郎 砂漠 名言

 

 

冷徹美女、東堂さんの名言

わたし、あの時、本当に不思議だったんだよね。西嶋、笑われてもまるで、恥ずかしがらないし、下手なのに全然、びくともしない

西嶋は臆さない

ごちゃごちゃ言わずに、やればいいじゃない。前進するの?それとも後退するの?

悪徳の不動産屋も結婚詐欺師も、戦争を企む大統領も、最初の一言はみんな、『相談したいことがある』だと思う

たぶん西嶋は口先だけではなくて、努力して、結果を出すからだ

たぶん、西嶋自身が一番、自分の無力さを知ってる気がする

大丈夫。プレジデントマンが捕まっても、西嶋の精神が死んだわけじゃない

 

最恐の雀士、南さんの名言

みんながプラスマイナスゼロっていのが一番楽しいでしょ。『いろいろあったけど、でも、みんなとんとんでした』っていうのが。わたしはそう思う

 

臆さない、西嶋くんの名言

遅れてすみませんでした。自己紹介やりますよ。俺、西嶋です。西嶋が来ました

俺がね、平和を築こうとしているのにね、みんなが邪魔するんですよ

自由の国が自由を奪って、なのに、日本の若者は怒らないんですよ。不良の舎弟だからですか

あのね、おまえたちね、信じられないかもしれないけど、ジョー・ストラマーもジョーイ・ラモーンも死んじゃったんですよ

その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ

ニーチェも言ってたじゃないですか。『死にもの狂いの剣士と、満足した豚からも等距離に離れていたところで、そんなのは凡庸じゃねえか』ってね

四者会談。確率と中国語の研究ですよ

せめて俺くらいはね、世界のことを考えて、平和を築きたいじゃないですか。

『おまえたちは支配されているのか?それとも命令してんのか?おまえたちは、前進してんのか、それとも後退してんのか?』 そう言ったでしょうが。それに対して、俺たちは、前進しているって言い切れますか?

あのね、分かっていることをわざわざ、口に出されても仕方がないんですよ。空は青い、とか、海は広い、とかね。俺がびりだなんてね、わざわざ言わないでもいいんだ

『人間とは、自分と関係のない不幸な出来事に、くよくよすることだ!』

ジョーイ・ラモーンはこう言ったんですよ。長くバンドを続けるためには『ステージ上で、あまり動かないことだ』

あのマネキンの、俺が着たらどうですかね?

国のトップはムエタイを習うべきですよ

自分の皮膚で触れた部分が世界なんですよ。

この国の大半の人間たちはね、馬鹿を見ることを恐れて、何にもしないじゃないですか。馬鹿を見ることを死ぬほど恐れている、馬鹿ばっかりですよ

抗生物質をあげちゃえばいいんですよ

目の前の人間を救えない人が、もっとでかいことで助けられるわけないじゃないですか。歴史なんて糞食らえですよ。目の前の危機を救えばいいじゃないですか。今、目の前で泣いている人を救えない人間がね、明日、世界を救えるわけがないんですよ

こんな魂のこもっていない音楽なんてね、聴いちゃ駄目ですよ。何も揺さぶられないじゃないですか。こんな曲を聴いてね、どう闘えって言うんですか

そうやって、何に対しても他人事みたいな若者がね、世の中を悪くしちゃってるんですよ

高級住宅街というのは夜になっても偉そうだ

天地無用ですよ、天地無用

俺はね、場所や状況をわきまえるのが苦手なんですよ

俺は今、四面楚歌という四字熟語をまさに、実生活で体験している

ついこの間、大学に入ったかと思えば、もう卒業ですか。必死に勉強して入学したのに、休む間もなく、次のことを考えなくちゃいけないなんてね、どういうシステムなんですか

学生は世界のことを考えないんですよ。自分の周囲のことで精一杯でね、どうせ、会社に勤めても一緒ですよ。将来のこと、将来のこと、いつまで経っても将来を考えて、余裕なんてないわけですよ。あのね

どこかで戦争が起きてもね、まあ、しょうがないんじゃねえの、なんて言ってね、遠くの誰かが芯でもお構いなしですよ。見えないものは痛くない、の理屈でね、俺には関係ねえよ、の大合唱で

人に訴えても伝わないんだからね、もう別の物に分かってもらうしかないんですよ。ピンフをね、何度も上がることで、こっちの本気度合いをしつこく、分からせるわけですよ

北村とか鳥井みたいな賢い奴はね、先のことを考えすぎるんですよ。馬鹿になればいいんですよ。

目の前で、子供が泣いているとしますよね。銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。その時に、正義とは何だろう、とか考えてどうするんですか?助けちゃえばいいんですよ

北村、残念ながら、俺を動かしているのは、俺の主観ですよ

矛盾しちゃいけないって法律があるんですか?

俺の今までは全部つらいですよ

科学のおかげで便利になったのは確かですけどね。ただね、真実だからって偉そうに話していいかっていうと、それはまた別物ですよ。逆にね、みんなを興醒めさせちゃうんですから、もっと申し訳なさそうにすべきなんですよ。

無味無臭の、味気ない確率論じゃ解き明かせないものが、麻雀にはあるんですよ

怒りサミットですよ、怒りサミット

笑ってる東堂の隣にいるのは、俺じゃないと嫌だって思ったんですよ

転がる石には苔は生さないけど、転がる子供には草がつきまくりですよ

俺は恵まれないことに慣れてますけどね、大学に入って、友達には恵まれましたよ

法律が人とか世界を救うとは限らないんですよ

 

 

元鳥瞰型、主人公北村くんの名言

西嶋には涯てがない。そんな感じだ

「砂漠に雪を降らせてみなよ」と唆されて、立ち上がらない西嶋はすでに西嶋でなない

『一心不乱に、オレのイノチを打ち込んだ仕事をやりとげればそれでいいのだ』坂口安吾のある小説の台詞を思い出していた。

強靭さとは、自信や力や技などよりも、どういった穏やかさに宿るのかもしれない、と考えてしまった。

なあ、西嶋。中東で戦争が起きてるし、世界は温暖化で大変なことになっているのに、僕たちは目の前の危機すら、解決できない

西嶋、僕たちは世界を変えるどころか、シェパード一匹助けられないじゃないか。

ユーモアがあって、軽やかで、知的そうだ。以前、西嶋が教えてくれた、「売れる、小説の条件」と奇しくも一致する。ユーモアと軽快さと、知的さだ。洒落ているだけで、中身はない。

僕はさ、上空でみんなを見下ろしているタイプなんだ。入学した時に鳥井に言われた。だけど、今は少し、目線が地面に寄ってきた

単に地上にいる西嶋に、大きな竹竿か何かで引き摺り下ろされているような気もするけど。

鳥瞰型の人間っていうのは、自分だけは特別で、上からみんなを観察しているって信じているだけでさ

麻雀は選択と可能性の問題だからさ、流れとかツキとか、そういうのはどうにも信じられないよ

生きていくのは、計算やチェックポイントの確認じゃなくて、悶えて、「分かんねえよ、どうなってんだよ」と髪の毛をくしゃくしゃやりながら、進んでいくことなのかもしれない。

たぶん、男はね、色気を強調する女を侮る傾向がある

行動と考えてることが奇抜なんだから、外見は地味なくらいのほうがいいよ

「西嶋は臆さない」それこそが西嶋の根幹だ、と僕は思う。自らを恥じず、臆さず、行動する。

四月、働きはじめた僕たちは、「社会」と呼ばれる砂漠の厳しい環境に、予想以上の苦労を強いられる。砂漠はからからに乾いていて、愚痴や嫌悪、諦観や嘆息でまみれ、僕たちはそこで毎日必死にもがき、乗り切り、そして、そのうちその場所にも馴染んでいくに違いない。

 

合コンマスター、鳥井くんの名言

学生ってのは、近視眼型と鳥瞰型に分類できるんだよ

スーパーサラリーマンになったら、遊ぶことはできないだろ。だからさ、今だけなんだよ。この四年間は、会社員になったらできないことをやるんだ

大勢の女性との交際、麻雀、でたらめな読書

麻雀はさ、結局、自分を納得させるゲームなんだよ。言い訳を考えるゲームだ

莞爾たち?あー、俺、苦手なんだよな。あいつら、何かさ、『大学に入って、女作って遊びまくりてえよー』『遊び慣れてるって思われてえよー』っていう思いがさ、もう出まくりじゃんか。あからさまに。それに比べて俺は、爽やかな趣がある。

洋服で外見を格好良くすることは難しいけれど、格好悪くすることはいくらでもできるんだ

恰好わるいけど、堂々としているんだ。見苦しいけど、見苦しくない。西嶋を見てると、何でもできる気がするんだよなー

西嶋以上のインパクトがある男なんて、簡単にいねえよ

 

砂漠の脇役の名言だって捨てもんじゃあない!

さて、次に世間一般で脇役と呼ばれるキャラクターが残した名言たちを紹介します。

 

幹事役の莞爾くんの名言

学生生活だって限りがあるんだからよ。やっぱり女がいてこその、Hしてこその、学生生活だろ

 

学生生活のスパイス、鳩麦さんの名言

学生は、小さな町に守られているんだよ。町の外には一面、砂漠が広がっているのに、守られた町の中で暮らしている

町の中にいて、一生懸命、砂漠のことを考えるのが、君たちの仕事かもよ。言っておくけどね、砂漠は酷い場所だよー

賢くて、偉そうな人に限って、物事を要約したがるんだよ

毎日毎日、わたしたちって必死に生きてるけどさ、どうしたらいいのかなんて分からないでしょ

何をやったら、幸せになれるかなんて、誰も分からない。そうでしょ

変な話、砂漠にぼんっと放り出されて、『あとは自由に!』って言われたようなものじゃない

どうやって生きればいいか、なんて誰も教えてくれない。お好きなように、と指示されるのて、逆につらいと思うんだよね

みんな正解を知りたいんだよ。正解じゃなくても、せめてヒントを欲しがっている。

『自由演技って言われたけど、どうすればいいんだろう』って頭を搔き毟って、悩みながら生きていくしかないんだと、わたしは思う

思い出は作るものじゃなくて、勝手に、なるものなんだよ。いつの間にか気づいたら思い出になってる、そういうものだよ

 

西嶋を担当した家裁の調査員の名言

才能のある人間ほど虐げられる。たとえば、義経とガリレオもそうだった

逃げるための理屈をこねてはいけない

 

マジックキラー、麻生氏の名言

学生はね、時間を持て余しているし、頭もいい。しかもこう思っている。自分だけは他の人間と違うはずだ、と。自分は何者かである、と信じている。根拠なくね。だから、学生はたいがい、二通りに分かれる。

その場凌ぎの快楽や楽しみに興じて、楽しければそれでいいと考える学生と

もう一方の学生は、自分が何者であることを必死に求めるタイプだ。真剣に考えて、様々な知識や情報を得て、それで自分だけは他人と違うと安心する者だ。

 

元マジシャン、鷲尾氏の名言

目立てば、指を差され、出る杭は嫌悪される

おだてて、屋根に上らせて、飽きたら梯子を外すのが、みんな趣味なんだな

マスコミや野次馬の趣味だ。困惑して、屋根からそいつが落ちるのを、にやにや見て、楽しむんだ

 

ダークホース、大学の学長の名言

学生時代を思い出して懐かしがるのは構わないが、あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな。そういう人生を送るなよ。

人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである

 

 

伊坂幸太郎の「砂漠」の名言はいかがでしたか??

ふう。伊坂幸太郎さんの小説はとにかく奇抜だが、しかしいい言葉が多くて好きです。

砂漠、という一冊の小説に収録された名言を抽出するだけでクソ時間がかかってしまいました。

今日はぼくの独断と偏見でキャラクター別に名言を紹介してきました。なにか、違う名言が好きなんだけど・・・・というご意見がありましたらお寄せくださいね。

それでは、また今度です。

Ken Sawai

 

 

 

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